アウトラインPDF
一般に幅広く普及しているいわゆるオフィス系データ(ワード・エクセル・パワーポイント・一太郎)をそのまま印刷用データに変換できます。コストダウン、短納期印刷にお応えできます。
PDF形式のメリット
- 配置画像の添付忘れがなくなります。
- PSプリンタ代わりに使用することで、仕上がりイメージを容易に確認出来ます。
- MacとWindowsのプラットフォームをまたぐことが可能になります。(Windowsのワードデータ、Macのフォトショップデータ、イラストレータなど)
- すべてを最終出力環境下で作業環境を統一できます。
- PostScriptエラーを回避する方法として使用できます(解決するケースが多い)。
PDFの作成
PDF書き出し形式は(1)PDF-X1a (2)Pressが理想です(※Adobe Acrobat7を参考にしてます)。
デバイスの設定でフォントが自動で埋め込まれます。
PDF書き出しにはAcrobat Distillerを使用するのが理想です(エラーがおこりにくくなる)。
- PSプリンタドライバー
- PSファイル
- Acrobat Distller((1)PDF-X1a(2)Press)
- PDFファイル
アプリケーションソフトの別名保存のPDF作成は手軽ですが、印刷用としては基本適しておりません。
またPDF Writer(過去のAcrobat)を使用するとトラブルが起こりやすくなりますのでご注意ください。
フォントの埋め込み
埋め込まれていないフォントは文字化け、又は異なるフォントに置き換わります。
PDFデータ作成後、念のためフォント埋め込み確認をしてください。
- Adobe Acrobat
- ファイルメニュー
- 文章のプロパティ(フォントタブ)より
PDF書き出し形式1 (1)PDF-X1a (2)Pressは自動でフォントが埋め込まれます。
(※Adobe Acrobat7を参考にしています)。
埋め込みができない場合
プロポーショナルフォントは上記の書き出し形式でもフォントの埋め込みが完了できない場合があります。
文章のプロパティにて確認してください。
対処方法はオフィスをアップデートしてください。
PDF入稿に関してのお願い事
ページ物の場合、PDFファイルは1つのファイルにまとめてください。(単ページ/バインダ形式)
ファイルが複数に分かれていると面付けに時間を要します。
面付けの際、基本的にはセンターで合わせて付けますのでトンボを付けてください。(位置確認の為)
オフィスデータ(トンボが付かない)の場合は別途位置の指示をしてください。
モノクロ印刷の場合、可能ならばモノクロでデータを作成して頂くか、グレースケール化してください。
カラーデータを弊社でグレースケール化し、出力する事は可能ですが、写真が濃かったり(※BOLDで出力する為)
黄のアミがとんでしまったりする恐れがあります。また、当該作業をご依頼頂く場合は追加費用が発生致しますのでご注意ください。
BOLDとは通常設定のままで出力すると拾わず、かすれ気味になる細明朝等の書体を元の品質を維持するため意図的に文字や線を太らす事がありますが、そのような処理・機能の事を指します。
ダイレクト (アナログ) 入稿
版下原稿・印刷物・手書き原稿などさまざまな原稿から印刷物を提供できます。
網点が細かくて濃度が薄い版下の場合
製版すると出力紙通りに出ない事があります。インクジェットで出力した版下は網点が潰れているので特に注意が必要です。
版下がカラーの場合
スキャニングを行った際、色によっては全く撮り込めない場合が御座いますのでご注意ください。
鉛筆書きの原稿
コピーをとる必要があります。そのままでは薄すぎる場合が多く、上手くスキャニングできません。
お写真について
原稿上にお写真が含まれる場合は印画紙出力かデータがあれば御支給ください。普通紙でプリントしたままでは黒くなってしまいます。